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環境演出~株式会社ムラヤマ~ | 鈴鹿サーキット モートピア「アドベンチャーヴィレッジ」
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鈴鹿サーキット モートピア「アドベンチャーヴィレッジ」

“家族で冒険を楽しめるエリア”へと大きく生まれ変わってオープン。

2014年3月

生まれ変わる46,000㎡

F1日本グランプリが開催されることで有名な鈴鹿サーキット、その敷地内に遊園地「モートピア」はあります。モートピアでも46,000㎡のエリア面積を誇り、人気のアトラクションが多数ある「アドベンチャーヴィレッジ」のリニューアル計画にムラヤマは全体監修という立場で参加することになりました。いままで培った多数のアミューズメント施設での経験を活かし、社内一丸となって取り組むことになりました。

「ゲストを冒険の世界へどっぷり引き込む」

アドベンチャーヴィレッジはモートピアでも人気のアトラクションが特に集中するエリアです。リニューアルの計画を立てる際に、そのアトラクションたちの持つ魅力をさらに引き出すために「ゲストを冒険の世界にどっぷり引き込む」ことを最大の目標としました。

その為にまず考えたのが、アドベンチャーヴィレッジの世界観をわかりやすく表現するバックストーリーの作成でした。

NEW「アドベンチャーヴィレッジ」の秘密 ~パワーリングに隠された謎~

NEW「アドベンチャーヴィレッジ」は、かつて高度なモビリティ技術を誇った一大文明「エバーフォーミュラ」でした。しかし文明が栄えるに従って増えたエネルギーを無駄使いする人々に怒った守り神「アクズス」が、パワーをリングに封じ込め、廃墟と化してしまいました。それからは真の勇者だけが勇者の証し「パワーリング」を見つけることができる…と言い伝えられてきました。

言い伝えを聞いた鈴鹿サーキットのキャラクター「コチラファミリー」は、彼らの故郷「EG02星」へ帰る宇宙船のエネルギーを求め、「パワーリング」を発掘するためにアドベンチャーヴィレッジにやってきました。

このバックストーリーに沿って全ての環境演出を緻密に計画すること、エリア全体に世界観をもたらすことで多くの来場者の方を新しいアドベンチャーヴィレッジの冒険の世界に引き込み、体験、感動して頂けるエリアに生まれ変わること考えました。

まずエリアの入口にそびえ立つ「勇者の門」、このゲートがモートピアのほかのエリアとの結界となり冒険の世界観へ誘います。またこのゲートからエリア全体が見え隠れするような奥行き感のある風景を創出し、今回書き下ろしたオリジナルテーマ曲で来場者を出迎える事で、一気に来場者の期待感が高まる効果をもたらしています。

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ゲートから、化石が眠る階段を進むとエリアのシンボルである「眠れるアクズスの岩山」が現れます。エリアの中心にあるこの岩山からは怪しげに煙が立ちのぼり、時折大地を揺るがすような轟音と噴火、石碑に書かれた守り神の伝説・・・アトラクションだけに頼らないアドベンチャーヴィレッジの魅力、仕掛けを満喫することができ、休憩やイベントに欠かすことの出来ないスポットとしました。またこのようなスペースが来場者の滞留を促し、心地よいゆとりの時間を提供することで飲食や物販へと意識を向ける重要な役割も果たします。

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冒険エリアの背景として重要な風景を創出するに当たっては、来場者の導線、視点を熟考し、植栽や造形物の重なるレイヤー効果を最大限活かすことで全体の世界感を壊すことなくコストパフォーマンスの高い演出としています。

このようにバックストーリーに沿った全ての演出についてディテールまで拘り、世界観作り込むことで来場者を冒険の世界にどっぷり引き込みます。

それは園内スタッフにも波及して

このようにして作りこまれたアドベンチャーヴィレッジの世界感は、来場者に感動を与えるだけでなく、ここで過ごす豊かな時間を提供することにも成功しています。さらには園内のスタッフもパワーリングを探す子供たちに気さくに声を掛け、列の誘導や清掃までゲストを意識した自発的なおもてなしの心がより強くなり、スタッフ自身の表情も明るく生き生きとしたものに変化しました。

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NDFディスプレイ産業奨励賞を受賞

スタッフがクライアントご担当者様と一丸となって取り組んだこの環境演出は、一般社団法人日本ディスプレイ業団体連合会により、1年間の国内外の空間環境系デザイン賞を決める「ディスプレイ産業奨励賞」を受賞することができました。