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環境演出~株式会社ムラヤマ~ | スパリゾートハワイアンズ
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スパリゾートハワイアンズ

1966年に福島県いわき市常磐にオープンした
常夏の楽園、大型レジャー施設。

2012年2月

東日本大震災の発生

スパリゾートハワイアンズでは、東日本大震災により施設に大きな被害を受けました。この緊急事態において、我々は特に被害の大きかったフラガールステージ廻りの復旧工事という責任のある仕事に取組みました。

前年までに客席のリニューアルを終え次のアプローチを考えていた時期でした。常磐興産様から連絡を受け現場をみた時には、しばらく声が出ませんでした。とても我々では手が出せないというのが第一印象でした。

そして、最初に依頼されたミッションがステージの復旧でした。

施設の復旧に取り組む

これまでに経験したことのない工事になることをスタッフ一同が理解しました。ステージ周辺の構造の再構築、不安定な周辺環境、人手不足と課題が次から次へと出てきます。

ステージの基本構造の復旧にはジャッキアップによる“曳屋”などの技術で対応し、シンボルであった帆船も一日で撤去しました。施設関係者との調整も何回したか分かりません。施設全体の復興をされていた建築JVの方とも意見がぶつかることもしばしばありました。

復旧工事中にも余震が何度もありました。また同じ規模の地震が来るのではと思うとゾッとする瞬間ですが、私たちにはどうする事もできません。このような状況の中で工事をすることは、経験した人にしか分からないことです。

その後、施設内の復旧工事の範囲は売店や客席までに至ることとなりました。

今も受け継がれる「一山一家」の精神

そんな中、私たちが復旧工事をやり続けることが出来たのは、ハワイアンズの皆さんの復興しようとする熱意とわき見もせずに突き進んだ工事関係者が一枚岩となる事ができたからだと思います。

スパリゾートハワイアンズ(旧称 常磐ハワイアンセンター)を運営する常磐興産様には、石炭の採掘を主な生業としていた常磐炭礦株式会社時代からの企業理念「一山一家」という言葉があります。ヤマ=炭鉱で働いている者とその家族を含めた全員もヤマの一員とする強い連帯意識を表した言葉です。炭鉱から観光へと転身した今も受け継がれ、このたびの復旧工事はまさにその言葉通りに皆が取り組みました。

ステージにフラガールが戻って来た

復旧に関わってから10ヶ月ほど掛かりましたが、無事に工事を完了することができました。震災の傷跡が消えたわけではありませんが、メインステージは震災前にもましてすばらしいステージに生まれ変わりました。

そして、2012年2月8日、スパリゾートハワイアンズは「きづなリゾート」としてグランドオープンいたしました。204日間の休業を経た満員の客席の中に復活のステージが幕を開けました。フラガールと客席の一体感、復旧までの思いも含めこれだけ感動したステージは後にも先にもありません。

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『ステージに立つ。』言葉にすると簡単ですが、今回はこの機能を取り戻すことに、私たちは携わることができました。そして、震災の復興に少しでも参加できたことを誇りに思います。スパリゾートハワイアンズの方々、本件に関わる全ての方々、そして、最前線でこの工事を納めたムラヤマのスタッフに改めて感謝したいと思います。

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